課題
2007年 01月 15日
一昨日、5年生の地区トレセン、そして今日、4年生のエリートプログラムのトレーニングがあった。
いずれも、選手は元気いっぱい、やる気満々で集まっていた。 この子達にとって何より楽しいであろうサッカー。
もともっと楽しいものにしてあげたい。
「サッカーってこうやるんだよ。 そうすればこんなに楽しいんだよ!」 それを言葉でなくトレーニングで伝え、感じてもらいたい。
これまで、大学生、社会人を指導するすることが多かっただけに、言葉で伝える指導の癖が抜けきらない。ついつい答えを言いそうになってしまう。
そしていつも言いかけて・・。「あぶない、あぶない、がまん、がまん。」 これの繰り返し。
この年代を指導する上で我慢が出来るかどうかは指導者にとって非常に大切。 これからの自分の課題です。
課題と言えば、ここ最近のテーマ、いや、最近ではないな・・。ずっと答えを探している。
「あわてず、プレイすること。」 愛媛の子は状況を考えず、ただ突っ込む選手が多い。
スキルが足りないのもあるが、見る習慣がついていない。そして考える習慣も・・。
良い準備が出来ていないのだからあわてる、そして、不要なスピードが付き過ぎ、ミスで終わる。 それの繰り返し。
ドリブルで仕掛けるときも相手の逆を取ることやパスの選択肢を持ったまま仕掛けるといった見て判断することが出来ない。
「あわてるな、ゆっくりでいいよ!周りを見て!無理ならやり直そう!もっと相手を良く見て、相手の逆を取ろう! 」 シンクロで声をかけるが、これも言葉で伝えるのでは伝わらない。
もっと、トレーニングの中で選手が自分でそれを感じることが出来るメニューは無いものか。
いろいろ試してはいるが、もっと効果的なトレーニングがある気がしてならない。
自分のスクールであれば継続して習慣化していくことも可能だが、月に1、2度集まるだけのトレセンやエリートで、選手に落とすことが出来るトレーニングを考えなければならない。
まだまだ勉強不足。
そして自分自身の究極の課題。
教えられるのではなく、自然と見ることができ、相手との駆け引きを楽しむ。 相手のプレッシャーをプレッシャーと感じず、「こいつ何をしてくるかわからない」と相手に思わすような自分独自のリズムを持った選手。
そんな選手を育てたいですね。
by treflesoccer
| 2007-01-15 00:33